双島とオニヒトデ

串本ではここ数年(2004年頃から),オニヒトデの大発生に近い状態が起きていて串本海中公園や地元ダイビングサービス
の皆さんの手で精力的な駆除作業が続けられています。リーフチェク実施海域の双島付近では2004年12月12日に勝崎(
双島南側のポイント)で大発生に近い状況を確認しましたが、2005年リーフチェック時(5月28日開催)にはリーフチェック
実施海域付近ではほとんど見られませんでした。しかし、2005年12月17日に行った「マーカー設置」時に3mライン付近
では幸いな事にほとんど見られませんでしたが、10mライン付近(田子桟橋から見て双島の左側)では大発生に近い状況を
確認しました。この様な状況から2005年12月にリーフチェック串本チームサイエンティスト野村さん(串本海中公園)から
次の様なコメントがありました。
(写真は2015年3月7日,双島リーフチェックポイント10mライン付近でオニヒトデ補食中のホラガイです。)

【野村さんのコメント】
オニヒトデ駆除には賛否両論があります。RCのような調査なら、放置して自然の推移を見守るのが基本的なスタンスでしょう。ただし
(1)地点付近はダイビングスポットであり、観光資源として保全の必要がある
(2)サンゴ群集の資源域としても重要なため保全の必要がある
(3)串本ボランティア活動や我々の調査活動において駆除が行われ、自然に対して既に人の介入が行われている
(4)美しいサンゴ群集がRC活動の原動力でもあり、荒廃状態が長く続いた場合士気が低下する可能性がある
ことなどを鑑みれば、もはや双島は放置の実験区にはできないでしょう。緊急性が特に高い場合は、南さんもがんばっている串本の駆除隊の出動となると思いますが、今回は我々RCの手で行うのもありかなと思っています。

双島付近オニヒトデの駆除数
駆除日 06/1/28 06/5/27 06/6/18 06/9/7 06/11/18 06/12/3 07/2/25 07/4/22 07/10/14 07/12/22 08/3/16 08/4/19 08/6/28
駆除数

170

50

41

103

200

95

131

38

52

27

16

8

11

参加人数

3

4

19

3

4

12

9

7

10

3

6

9

2

駆除日 08/8/31 08/9/27 08/10/25 09/4/25 09/5/9 09/6/7 09/10/25 10/1/27 10/3/7 10/5/29 10/11/6 10/12/15 10/12/16
駆除数

2

3

12

3

22

27

65

8

43

31

14

150

105

参加人数

3

2

2

1

2

2

6

1

5

6

2

5

5

駆除日 10/12/18 11/4/24 11/5/22 12/2/26 12/5/13 12/8/18 13/4/20 13/11/17 14/5/20 14/6/7 15/3/7 15/11/21 16/5/21
駆除数

17

14

13

12

3

3

15

12

2

2

2

8

4

参加人数

4

1

4

5

6

4

6

5

4

2

5

5

4

駆除日 16/6/4 17/3/21

合計

駆除数

3

4

1541

参加人数

8

4

200

*串本リーフチェック海域でのオニヒトデ駆除開始の2006年1月以降の大部分のオニヒトデは10m調査ライン側で駆除され ていますが2010年頃から串本の水中景観を代表するクシハダミドリイシの広がる3m調査ライン周辺での駆除が増える傾向 にあります。
*2010/12/15〜16は串本ダイビングサービスボランティアチームによる双島付近(3mライン終端以遠)の駆除です。

双島付近でのオニヒトデ駆除数の推移グラフ

双島付近でのサンゴ食巻貝の駆除数

08/6/28

08/8/31

08/9/27

08/10/25

10/3/7

合計

ヒメ

282

140

50

60

90

622

シロ

0

170

60

49

49

328

その他

0

30

0

15

5

50

282

340

110

124

144

1000

ヒメ=ヒメシロレイシガイダマシ、シロ=シロレイシガイダマシ、その他=その他


【2017年3月12日】
前回のオニヒトデ駆除から少し時間が開きましたが3月12日(日)に参加4名で久しぶりのオニヒトデ駆除を行いました。当日は
快晴で気温も14度ほど、水温は17度程度で凪、透視度15m程度の快適なダイビングでした。9時半頃に田子をシートピア串本・
南さんの操船で出航しました。双島アンカーに着くと海底が良く見える透明度でした。1本目はマーカー点検・清掃と野村さん
によるハナガササンゴ海域の水温計交換、2本目は主にオニヒトデ駆除を行いました。
駆除したオニヒトデは4個体、大きさはそれぞれ18cm、22cm、16cm、27cmでした。今回、駆除したオニヒトデは串本海中
公園のホラガイの餌になったそうです。なお、今回の参加者(敬称略)は野村・高木・南。福井でした。今回の集まりで相談の結果
今年の串本リーフチェック事前調査は5月21日(日)に行う事になりました。今年も6月の本調査と併せてよろしくお願いします。
写真左はマーカー点検・清掃の様子、写真右はクリーニング後、綺麗になったマーカーの様子です

【2016年6月4日】
2016年に入ってからオニヒトデ駆除を目的としたダイビングは行いませんでしたが、5月21日の事前調査の際に4匹(参加4人)、6月4日の本調査の際に3匹(参加8人)をそれぞれ駆除・捕殺しました。
【2015年11月21日】
11月21日に参加者5名で双島のオニヒトデ駆除を行いました。駆除数は8匹、最小5cm、最大28cmでした。実はこれ以外に1匹が大脱走に成功しています。
当日は午前8時30分にシートピア串本さんを出発、9時に田子を出港して各1時間程度のダイビング2本を行いました。天気は快晴、気温20度程、水温23度
透明度/透視度は15m/10m、べた凪の快適なダイビングでした。今回の駆除は3mライン寄りが多かった様に感じています。また、この季節の駆除数として
は少し多いとも感じています。ちなみに駆除したオニヒトデのサイズ内訳は18、26、24、28、12、15、20、5(単位cm)です。
後、全く個人的な感想ですが、オニヒトデに荒らされてしまっている10mライン側で何種類もの小さなサンゴを見かけましたのでこれを機会に以前の様に
復活してくれたら良いのにと思いました。
なお、今回の参加者(敬称略)は野村・デナ・南・平林・福井の方々で、今回初参加の平林さんは野村さんと同じ串本海中公園に勤務されているサンゴとサンゴ
ガニの若い研究者の方です。来年のリーフチェックにも参加して頂けるそうなので期待しています。
写真は今回、駆除したオニヒトデです。今回も処理は串本海中公園にお願いしました。ありがとうございます。

【2015年3月7日】
3月7日に今年初めての双島でのオニヒトデ駆除を参加5名を得て行いました。当日は曇り後雨、水温16℃、少し波が
ありました。9時半頃に何時もの岸田さんのの操船で田子を出港して50分程のダイビングを2本行って駆除をしました。
2週間ほど前に串本ダイビングサービス・ボランティアスタッフさん達に同じ海域で駆除を行って頂いたお陰で今回は
2本目に22cmのオニヒトデ2匹を水中捕殺したにとどまりました。駆除した場所はアンカーの近くです。他に10mラ
インの浅場でホラガイがもう一匹のオニヒトデ食べている様子も観察する事が出来ました。この日、他にも40cm近い
ホラガイを10mライン付近で見かけましたのでひょっとしたらホラガイが増えているのかな?と感じました。
なお、当日の駆除参加者は野村・高木・小笹・南・福井(敬称略)の5名の方々でした。おつかれさまでした。
写真左は当日の参加者の皆さん、右はオニヒトデを補食中のホラガイです。

【2014年6月7日】
6月7日に行いました串本リーフチェックの調査の際にオニヒトデ2匹を水中で捕殺しました。駆除は2人で各1匹計2匹です。集計には実際に駆除した人数と数を加えました。
【2014年5月20日】
今回もリーフチェックの下準備のマーカー点検・清掃に併せて双島でのオニヒトデ駆除を行いました。当日の海況は小雨・凪・水温18℃程、気温20℃程度で海中より船上の方が肌寒く感じる日でした。50分程度のダイビングを3人で行い、2匹を駆除、海中で捕殺しました。全体を見た感じでオニヒトデが少なくなったと感じましたがダイビング後、シートピア串本・南さんにお聞きしたところ「先日、3m付近のオニヒトデ駆除を串本ダイビングショップボランティアで行って200匹以上を駆除しています。今は田子の岸よりに多くいます」との事でした。オニヒトデ達はなかなかしぶとい相手の様ですね。今回は海中での捕殺なので写真はありません。
【2013年11月17日】
6月のリーフチェック以降、初めての双島海域でのオニヒトデ駆除を行いました。当日は岸田さんの都合でシート
ピア串本・南さんの操船で9時半頃に田子を出港して5名・約1時間のダイビングで最小15cm、最大36cmのオニヒトデを
12匹駆除する事が出来ました。また併せて計数はまだですがサンゴ食害巻貝も多数、駆除しました。
当日の海況は水温21℃、透視度10m程度、晴れ、ベタ薙ぎでした。
参加者(敬称略)は野村、デナ、計良、高木、南、福井の皆さんでした。お疲れさまでした。
写真はシートピア串本さんに戻ってからのオニヒトデの大きさ・数の計測の様子です。
これからも定期的な駆除を行いますので宜しくお願いします。
午後からは参加者で「マンジュウイシ」、「アザミサンゴ」の観察にグラスワールドに行きました。

【2013年4月20日】
2013串本リーフチェックの下準備として当日行ったマーカーの点検・清掃に併せて2本目にオニヒトデ駆除を行いました。
田子を1時過ぎに出航、透視度は15m程度でしたが水温は19℃ほどあって1時間の潜水中でも寒く感じませんでした。
駆除した数は15匹、最大38cm、最小9cmでした。
参加者(敬称略)は野村、小笹、計良、高木、南、福井の皆さんでした。
お疲れさまでした。
写真はシートピア串本さんに戻ってからのオニヒトデ計測の様子です。
これからも定期的な駆除を行いますので宜しくお願いします。

【2012年12月8日】
同日夜の忘年会に併せて参加者4名で双島でのオニヒトデ駆除を計画していましたがあい
にく海況が悪く中止しました。
9日には串本海中公園大水槽にクチヒゲノムラガニサンタクロースが出現しました。
お疲れさまでした。なお、写真は小笹さん撮影でシートピア串本・南さんに送って貰いま
した。


【2012年8月20日】
5月の事前調査時のオニヒトデ駆除から約3ヶ月、今回は4名参加で駆除を行いました。
午前9時半頃に田子をシートピア串本・南さんのドライブで出航しました。
水温29℃程度、少しうねりが入っていましたが穏やかな双島・リーフチェック海域
でした。参加者はデナさん、シートピア串本・南(そ)さん、シートピアのお手伝い君
、福井の4名で50分の潜水で7cm〜11cmのオニヒトデ3匹を駆除しました。
今回は元串本海中公園・御前さんが同乗されてハナガサンゴ群落近くで調査をされ
ていました。写真は駆除したオニヒトデです。
*併せてサンゴ食害巻貝も駆除しましたので集計が出来次第、WEBに掲載します。

【2012年8月18日】
午前9時半頃に田子をシートピア串本・南さんのドライブで出航しました。
水温29℃程度、少しうねりが入っていましたが穏やかな双島・リーフチェック海域
でした。参加者はデナさん、シートピア串本・南(そ)さん、シートピアのお手伝い君
、福井の4名で50分の潜水で7cm〜11cmのオニヒトデ3匹を駆除しました。
今回は元串本海中公園・御前さんが同乗されてハナガサンゴ群落近くで調査をされ
ていました。写真は駆除したオニヒトデです。
*併せてサンゴ食害巻貝も駆除しましたので集計が出来次第、WEBに掲載します。

【2012年5月13日】
この日、2本のダイビングで参加者6名で2012串本リーフチェック事前調査を行いました。
併せて懸案の3mラインで欠損していたマーカーの補修・増設、空き時間を利用してのオ
ニヒトデ駆除駆除を行い8cm〜20cmのオニヒトデを3匹駆除しました。
駆除の現在数は駆除を始めた2006年1月以来、1486匹になります。
(ファンダイブの際の駆除数をカウントしていませんので実数はもう少し多くなります)
写真はシートピア串本さんに戻ってからの野村さん、南さんによるオニヒトデの大きさの
計測の様子です。皆さん、お疲れさまでした。

【2012年2月26日】
26日2本のダイビングで今年の串本リーフチェックの下準備としてマーカーの点検・清掃を行いました。
併せて参加者によるオニヒトデ駆除を行いました。
駆除数12匹、最大22cm、最小8cmでした。当日は水温17℃、透視度15mほどで晴れ・凪の海況でした。
写真は双島アンカー付近でのシートピア串本・南さんによる駆除の様子です。
参加者(敬称略)は野村・デナ・富弥・南・福井の5名でした。
参加者の皆さんありがとうございました。

【2011年5月22日】
この日、6月のリーフチェック串本の準備のリカバリーダイビングを行いました。そのダイビングの2本目に
参加者4名でのオニヒトデ駆除を行いました。
駆除数13匹、最大38cmでした。当日は気温23℃、水温21℃、透視度15mほどで水中・陸上共に暖かい快適
なダイビングでした。駆除したオニヒトデはシートピアさんに持ち帰り計測、その後、串本海中公園に搬入し
て処理をお願いしました。また、みさきさんからオニヒトデ携帯ストラップ2011年バージョンを頂きました。
ありがとうございました。
写真はシートピア串本さんでの計測の様子です。
参加者(敬称略)は野村・橋爪・南・福井の4名でした。

【2011年4月24日】
24日2011リーフチェック串本事前調査ダイビングの3本目にシートピア串本・南さんが双島海域での
オニヒトデ駆除を担当されました。駆除数14匹、最大33cmでした。当日は前日の前線通過の影響と
大雨で余り良いミカディションではありませんでしたが事前調査参加人数6名で所定の調査を終える
事ができました。
なお、駆除したオニヒトデはシートピアさんに持ち帰り計測、その後海中公園で処理して頂きました。
事前調査参加者(敬称略)は野村・小笹・土川・デナ・南・福井の6名でした。

【2010年12月18日】
18日、夜の忘年会に併せた双島ダイビングで午後の1本で双島付近のオニヒトデ駆除を行いました。
当日は水温20度、快晴、ペタ凪のダイビング日和でした。駆除参加者(敬称略)はデルレイ・土川・小笹・南
の4名で約50分の潜水で17匹のオニヒトデを駆除しました。気になるのは上記一覧表の串本ダイビング
サービスポランティアチームの今月15日〜16日の駆除と同様に今回も3mライン周辺での駆除が多くな
っている事です。ちなみに以前の駆除はほとんどが10mライン付近に集中していました。写真左は双
島アンカーの双島寄り付近での駆除の様子と写真右は駆除したオニヒトデを串本海中公園に搬入して
の計測の様子です。今回も駆除したオニヒトデの処理は串本海中公園にお願いしています。ありがとう
ございました。

【2010年11月6日】
午前中に参加者2名で双島でオニヒトデ駆除を行い14匹(最大33cm)を駆除しました。当日は水温24度程、串本では初めて見る
程のべた凪で透明度も20mを越えるのでは?と思われる程の快適なダイビングでした。駆除数の大部分は南さんによるもので駆
除された場所は10mラインの沖よりの浅場が多かったとの事です。午後からは新宮から見えた環境省の方2名(双島地区の海中公
園指定に向けての下見と聞いています)、野村さん(3m地点設置の水温系交換)、高木さん、雑誌取材で見えた水中写真家の赤木さ
んとモデルさんも加わってダイビングを楽しみました。
写真はオニヒトデ駆除参加者に串本海中公園から頂ける「オニヒトデストラップ」で駆除したオニヒトデを海中公園に搬入
した際にみさきさんから頂きました。なお、このストラップはシートピアさんでも入手可能(800円、内300円はオニヒトデ駆除
に寄付)です。

【2010年3月7日】
RCチームとしては今年最初の双島海域でのオニヒトデ駆除を行いました。午前9時30分に何時もの様に岸田さんの操船で
田子を出港、約50分の潜水でした。当日の海況は曇り/雨、凪、水温19℃程度、透視度20mほどの水中の方が暖かいダイ
ビングでした。駆除したオニヒトデを処理して頂いた野村さんの報告では「駆除総数は43個体、直径範囲(6-30cm)で20cm
前後が多く年級群は1-3.4年と推定され主体は2歳群です。確実に串本海域で繁殖しており、侵入数の多さと相まって数ヶ月
に一度の駆除は必要かと思われます。3個体は3m地点、残りは10m地点側で沖からどんどんと回って来ています。」との事
です。なお、同時にサンゴ食巻貝も約150個体が野村さんにより駆除されました。当日の参加者(敬称略)は野村、高木、小笹
南、福井の5名でした。写真は田子での様子です。


【2010年1月27日】
野村さんが1/27に写真家・赤木さんの取材協力で双島に潜られオニヒトデ駆除をされました。

「船のアンカー付近にオニヒトデが8つもいました。2月は寒そうですが3月に1度やりましょうか。4月の下見の時でもかまいませんが。オニヒトデは約30cm:4個体、約25cm:4個体、全て水中で殺しておきました」

との報告がMLにありました。


【2009年10月25日】
今年6月7日以来、久しぶりに双島海域でのオニヒトデ駆除を行いました。あいにくの強風注意報下でしたが、参加者8名
(実質駆除は6名)で9時30分田子を何時もの岸田さんの操船で出港して約60分の潜水でした。駆除数は65匹、最大39cm
最小6cmと処理を担当して頂いた元串本海中公園の御前さんから報告がありました。
今回の駆除も今までと同様に10mラインのさらに沖寄りや10mラインの双島寄りの水深の浅い所で数多く駆除されていて
3mラインではごく少数でした。なお、先日の台風18号の影響らしき物が海域に見られました。
今回の参加者(敬称略)は池田・野村・御前・中野・南・福井と環境省から双島海域の視察に見えた二人の計8名でした。
なお、潜水後、環境省の方から「見事なサンゴですね」とのコメントがありました。

【2009年6月7日】
6月6日〜7日の2009串本リーフチェック終了後の7日に双島付近でオニヒトデ駆除を行いました。前回、5月9日にも駆除を行ったにも関わらずかなりな数が駆除されており野村T/SのMLへのコメント、「オニヒトデですが、駆除総数27個体、平均20.4cm(最小8cm,最大35cm)で、全て10m地点周辺でした。1ヶ月前の事前調査で同数を駆除していてこの値ですので、調査地点に侵入するヒトデの数が増えています。調査地点のサンゴを守るためには数ヶ月に1度の駆除は不可欠のようです」の通りまだまだ精力的な駆除が必要と思われます。なお、駆除されたほとんどはシートピア串本・南さんによる物です。ちなみに今回の駆除でついに駆除総数1000匹を越えました。

【2009年5月9日】
今年2回目のオニヒトデ駆除が池田さん・南さんによって双島で行われました。池田さんからMLへの報告はまだですが、野村さんから「先ほど池田さん、南さんがオニヒトデをもって海中公園に立ち寄られました。オニヒトデはアンカー付近に集中していたそうで、総個体数22個体(最小11cm,最大34cm、平均21.3cm)でした。けっこういっぱい獲れましたね。今日は快晴凪、絶好の潜水日和だったみたいです。みたいというのは、私は腰の養生のため潜水はパスしました。夜の懇親会のみ参加予定です。下見については池田さんから連絡があるかと思います。」と報告がありました。
前回、4月の駆除の時にはアンカー付近で見かけなかった記憶がありますが、水温上昇でオニヒトデの動きも活発化しているのでしょうか?。

【2009年4月25日】
今年初めての双島でのオニヒトデ駆除を6月のリーフチェックの事前ダイビングに併せて行いました。当日、悪天候のため参加者4名でマーカー点検と水温計交換を分担、また潜水時間が同じく悪天候で40分程度に限られたために今回の駆除には土川さん一人が担当されました。皆さんの話では食痕が結構沢山見られたので次回、リーフチェック時には時間を作ってオニヒトデ駆除をしたいとの意見がありました。今回、駆除されたオニヒトデは3匹(30cm、20cm、9cm)でした。当日の参加者(敬称略)は野村・土川・南・福井の4名でした。

【2009年3月14日】
今年初めてのオニヒトデ駆除を予定していましたが、13日朝、シートピア串本・南さんから「14日は海況が悪い」と連絡を貰って中止しました。
昨年10月の前回駆除から時間がたっているのでまた計画します。
【2008年10月25日】
今回は「サンゴマップ」の催しに併せてオニヒトデとサンゴ食害巻貝の駆除を行いました。午後12時30分頃に何時もの様に岸田さんの操船で田子を出港、ダイビング
時間は約45分程度、天候晴れ、気温27度、水温25度でした。前夜までかなりの雨量があったので透視度は?と心配しましたが20m程度はあった様です。参加者は池田
野村・南・福井(以下、敬称略)の4名にシートピア串本さんの常連さんが2名同船の計6名でした。実際の駆除には野村・南の両氏が行いました。概況としては以前の様
に10m終端付近などではなく双島の浅場(島寄り)で多く駆除されています。
今回から新たに駆除数の分かっている時期に遡ってサンゴ食害巻貝についても集計の対象に加えます。また、9月分が記載されていませんでしたが、今回加えています。
左の写真は9月に駆除されたサンゴ食害巻貝でヒメシロレイシガイダマシ・シロレイシガイダマシと他にもサンゴ食害の巻貝がいるそうです。
それぞれの巻貝の写真や見分け方は用意が出来次第、このWEBに掲載します。
なお、今回の駆除について野村さんから「オニヒトデ:12個体、平均22.8cm、直径範囲5〜29cm。サンゴ食巻貝:ヒメシロレイシガイダマシ60個体、シロレイシガイ
ダマシ49個体、その他15個体」と詳細な報告がありました。

【2008年8月31日】
前夜、サンゴラリー攻略勉強会を済ませて朝から双島にオニヒトデ駆除とサンゴラリー写真撮影を兼ねて2本潜りました。
田子を岸田さんの操船で出港、1本目9時半頃から約1時間、2本目は11時半頃から同様に約1時間のダイビングを行いました。当日の天候は曇り、凪、水温27度、参加者は野村・南・福井(敬称略)の3名で別にシートピアさんのお客さんも一緒でした。駆除したオニヒトデの全てはお客さんとファンダイブで潜られた南さんによるものです。
3mラインは終端まで10mラインはマーカー3本分まで行きましたが以前の様に沢山のオニヒトデを見つけることはありませんでした。 なお、後日、串本MLに当日駆除の内容について野村さんから次の様な投稿がありました。
「31日 午前中双島2ダイブ:オニヒトデ2個体(38cm、26cm)、サンゴ食巻貝約340個体(ヒメシロレイシガイダマシ140個体、シロレイシガイダマシ170個体、その他30個体)駆除しました。オニヒトデは10m地点側、貝は大部分が3m地点側です。オニヒトデは少なくなりましたが貝は目立ってきました。6月も貝を同量駆除しています。大集団はいませんが小集団がちょこちょこいます。次回も貝の駆除を行う予定です。それから7月下旬から8月上旬の異常高水温により双島のサンゴの約3割が白化しています。白化といっても程度は軽く、沖縄のように純白にはなりませんが、串本ではこれまでにない白化規模です。また、残念にもあのハナガササンゴ群落が全部白化してしまい重症な夏バテに至っていました。今後回復に向かうものと思いますが経過が心配です。」

投稿にもある様にオニヒトデ駆除の個体数は減っていますが、サンゴ食害巻貝が目立つ様になっています。この貝の駆除には食害を起こす巻貝の見分け方についての知識が必要との事です。又、3mライン終端のハナガササンゴ(の一種)群落はひどい事になっています。


【2008年6月28日】
28日夜の「サンゴラリー勉強会」の前に午後から2本のダイビングでオニヒト駆除を行いました。天候・曇り、水温24度、凪で参加者は池田・野村・小笹・福井(敬称略)の4名でしたが駆除は野村・南の両氏があたりました。30日に串本MLへのシートピア・南さんから「皆さんお疲れ様です。今回の駆除したオニヒトデは、11と巻貝282でした。(オニヒトデ最大28cm最小6cm)」と報告がありました。

【2008年4月19日】
当日、2008串本リーフチェックの事前調査の空き時間を利用してオニヒトデ駆除を行いました。天候・晴れ、水温・17℃、凪で午後12時30分頃に岸田さんの操船で田子を出港して2ダイブで通算110分程度のダイビングでした。参加者は池田・野村・深見・土川・高木・堀米・座安・南・福井(敬称略)の 9名でした。野村さんからMLに駆除数は8個体、体長範囲は16〜28cmと報告がありました。なお、午前中のファンダイブ中にこれらとは別に2匹を水中捕殺しています。
【2008年3月16日】
前夜、串本フォトコン授賞式に出席して当日、9時30分、田子を岸田さんの操船で出航しました。天候は晴れ、凪、気温18℃。水温も17℃近くあり透明度も良い春らしい海でした。 参加者は池田・野村・土川・富弥・南・福井(敬称略)の6名で約50分のダイビングで16匹を駆除しました。一時の事を考えれば駆除の数は激減していますが、季節的な変動もあるものと思われます。一部、3mライン海域でも駆除されていますが個人的には10mラインの浅場で多く見かけたと感じました。また前日のファンダイブ(スミサキとグラスワールド)では小型のオニヒトデを見かけたのが印象的でした。リーフチェック海域の印象ですが、10mライン付近は残念な状態、3m海域は一部持ち直しの状況が見られると感じました。
【2007年12月22日】
当日夜の忘年会に併せて午前9時、田子出航で野村さん・南さん・福井の三人で約50分のダイビングで27匹(最小13cm、最大30cm)を駆除しました。大部分は南さんによるものでした。

【2007年10月14日】
野村です。駆除イベントに参加された皆さんお疲れさまでした。本日の結果を簡単に紹介いたします。 10月14日、9時30分から10名で1時間の駆除を行い、52個体(内3個体は水中捕殺)を駆除しました。多くは10m地点およびその周辺からのものですが、今回は3m地点で3個体が見つかりました。まだまだRC区域に進入してくるヒトデは多く、これまでと同様に4ヶ月に1度の駆除は継続する必要がありそうです。次回は来年の2月を計画しています。 今回の駆除は水温26度、透視度20m、曇、良好のコンディションで行えました。双島では2本ダイブし、1本目は駆除を、2本目はファンダイブをそれぞれ行い、私は2本目では双島の水路付近を探索し、以下のいくつかおもしろいものを発見しました。写真は福井さんのホームページで紹介していただきます。 @本州初採集のトゲクリイロナマコ:体長16cm、体全体が茶色で体の背面には小さな突起が密生しています。これまでの分布は奄美以南とされており、本州では初めての採集となります。
Aニセフウライとトゲチョウの10匹弱の混成群に遭遇:美女軍団に遭遇し、写真を撮るために接近したら群れがばらけ、映っているのは3匹だけでした。
B串本最大のショウガサンゴ:双島の岸より、水深2mほどのところで長径2m強のショウガサンゴ群体を見つけました。大きさとしては町内最大です。また、この周囲にはたくさんの群体が見つかり、ここは町内では本種が最も多い場所かもしれません。
Cフタマタハマサンゴ白化:今年は沖縄で大規模な白化が観察されましたが、串本でも8月下旬に水温が29度を超え、ハマサンゴ類などの高水温に弱い一部のサンゴで白化がみられました。フタマタハマサンゴは群体がだいたい20cm弱で、地味なため普通は目立ちませんが、今回はそのほとんどの白化によってよく目立っています。色は白っぽくなっているものの、みな生存していますので、これから回復していくことでしょう。

@トゲクリイロナマコ(本州初記録)

A今年はチョウチョウウオが多い

B町内最大のショウガサンゴ長径2m

Cフタマタハマサンゴ白化

3m地点のオニヒトデ

参加者の皆さん

(文・写真提供 串本リーフチェックT/S 野村さん)

駆除したオニヒトデ

海中での駆除の様子

      (下段写真提供 土川さん)

【2007年4月22日】
22日に行ったリーフチェック下見・マーカー点検と増設の空き時間を利用してオニヒトデ駆除を行いました。駆除参加者は野村・池田・南・高木・久保田・冨弥・福井(敬称略)の7名で駆除した海域は主に10mライン付近の双島寄りの浅場(水深5〜8m程)で38匹を駆除しました。今回、参加者の中には3mラインでも駆除した人もおられました。やはり今後も定期的な駆除の継続が必要と強く感じました。

【2007年2月25日】
先の南さんのMLへの報告を受けて参加者9名で双島のオニヒトデ駆除を行いました。

出発前風景

海中のオニヒトデ

船上にて

駆除したオニヒトデ

アカオニヒトデ

参加者

当日は8時30分にシートピア串本さんに集合して二台の車に分乗して田子に向かいました。前日の波高4mの予報が嘘の様な凪の海(水温18度)で9時30分に田子を出港して9時40分頃に全員エントリーしました。前回の駆除時と同様に10mラインの双島寄りの浅場、水深が大体5m〜8mほどの所に多く見かけた様に感じました。約1時間のダイビングで131匹、最大35cm、最小16cmでした。駆除終了後にシートピア串本さんへ帰る途中で野村さんに少し伺ったところでは「駆除をしている事で何とか現状維持。何としても3mライン付近へのオニヒトデの侵入を防ぎたい。今後も2ヶ月に一度程度の駆除を継続したい。」との事でした。なお、3mライン付近・・始点手前まで見ました・・ではオニヒトデを見かけませんでした。双島リーフチェックポイントへのオニヒトデの侵入は3m、10m同時に回り込んでいるのではなく、10mライン方向から入り込んでいる様で今後も10mライン付近での駆除が3mライン付近への侵入を阻んでいる可能性があります。但し、現状、3m終端以遠を見た話ではありませんのでその点注意が必要です。
なお、今回の参加者は野村・南・久保田・冨弥夫妻・小笹・土川・高木・福井(敬称略)でした。
最後になりましたが、今回のオニヒトデ駆除は串本海中公園がやっておられるオニヒトデ駆除事業から費用補助を受けて開催しました事を報告します。
【2007年2月4日】
2月2日にシートピア串本・南さんからMLに「1月中旬に双島で潜りまた少しオニヒトデが出没してきています。」と報告がありました。併せて「土曜、日曜で10人近く集まるとボート、タンク代が、オニヒトデ駆除費用からでます」との事でしたのでMLで参加者を募集したところ、2月25日駆除実施で10名ほどの参加予定者を得る事ができました。また野村さんが駆除イベント大元の串本海中公園・御前さんに相談して頂いた結果、オニヒトデ駆除補助の対象として貰う事が出来ました。前日の24日土曜には野村さんによる熊野古道歩き、同夜には新年会も予定されています。詳細は決まり次第お知らせしますが、ご都合の良い方はぜひご参加下さい。
【2006年12月3日】

事前解説中

小笹さん・南さん

このボートで

カウント中

カウント中

潮岬に蜃気楼?

串本海中公園・御前さんが串本のダイビングサービスさんに呼びかけて行っておられる一般ダイバーを対象としたオニヒトデ駆除に南さんの引率で小笹さんと参加しました。御前さんには12月1日のオニヒトデ駆除の際にお願いしておいた事もあってか今回のオニヒトデ駆除は双島・10mライン付近で行って頂きました。一般ダイバーの参加者7名の他ショップの方たちや御前さん、ボートドライバーの方たち合計12名の参加がありました。天候は晴れ、凪、水温20℃でした。九時頃、安指(あざし)港を出港して9時30分頃から約1時間のダイビングで95匹のオニヒトデを駆除しました。安指からの帰りの車中では南さんに教えて頂いてき本来、潮岬に見えるはずの無い岩場や釣り人が見える蜃気楼の様な現象を初めて見ました。
双島のオニヒトデの現状ですが、今回駆除したオニヒトデのほとんどを駆除された南さん・小笹さんによれば10mラインの終端から手前の浅場に多くいる様です。ただ今回、釣り人が入っていたので余り浅場には近づけなかったそうです。また、3mの現状ですが、双島アンカー〜3mラインの25m付近までを見ましたがオニヒトデを見かける事はありませんでした。

【2006年12月1日】
今回は双島のオニヒトデ駆除ではありませんでしたが、串本海中公園・御前さんが串本のダイビングさんに呼びかけて行っておられるオニヒトデ駆除に参加してきました。当日の参加者はシートピア串本・南さんはじめダイビングショップのスタッフの方たち11名、田並港を出港しました。当日、駆除した数は243匹、11月28日〜12月1日からの総計で1200匹ほどになると御前さんからお話を伺いました。

【2006年11月18日】
<<野村さんのコメント>> 串本海中公園センターの野村です。福井さんから速報があったように、RC10m地点はオニヒトデにより悲惨な状況になってきました。先日は4人で200個体の駆除数で、沖からどんどん回って来ています。そして、来年の調査では被度一桁どころか0%に向かってまっしぐらの食害速度です。10m地点はもうあきらめましたが、3m地点への影響をなんとか阻止したく、来年もちょこちょこと駆除をする必要があります。駆除の画像を福井さんのホームページに掲載してもらいますので、皆様ご覧になっていただき、駆除への意欲をかき立ててください。

サンゴに密集するオニヒトデ

駆除風景・小笹さん・南さん

駆除風景・両手に一杯

今回は熊野古道散策&忘年会に合わせて双島のオニヒトデ駆除を行いました。九時過ぎに田子を岸田さんのボートで出港、九時半頃エントリー、水温23℃、曇り、凪で参加者は野村・小笹・南・福井(敬称略)の4名でした。事前にそれほどオニヒトデはいないのでは?と予想していましたが、エントリーして10mライン方向に泳いで大きな根を越えた途端に密集した大型のオニヒトデを見つけて予想は簡単に裏切られました。さらに10mライン終端方向にライン左手の深場を泳いで行くと所々に小型の物を見つけるだけでライン終端少し向こうまで行っても以前の様には見かけませんでした。安心してUターン、ライン沿いに浅場(8m〜5m)を戻ってくると途端に密集して折り重なるようなオニヒトデがいました。除道具として串刺し棒1本、大型の網1つを持っていましたが10mラインの50m付近に戻るまでにどちらも満杯状態になってしまいました。戻る途中、小笹さん、南さん達が駆除されている場所を通りましたがやはり密集状態でした。アンカーに戻るまでにも何カ所か同じ様な場所を見ましたが、駆除道具無し、エアー少なしで十分に駆除出来たとは言えないのが心残りです。また、3mライン方向に行かれた野村さんが3mライン始点手前の根付近でオニヒトデを駆
除したと仰っていましたが、3mライン付近では今までほとんどオニヒトデを見かけていないだけに非常に心配です。今後、野村さん、南さんを通じて串本オニヒトデ駆除ボランティアチームの出動をお願いする相談を進めて頂いていますが、我々、串本リーフチェック関係者も何とかお手伝い出来れば良いなと考えています。なお、当日、駆除したオニヒトデの数は200匹でした。また今回も駆除したオニヒトデは串本海中公園に搬入して処理をお願いしました。ありがとうございました。


【2006年9月7日】

9月9日〜10日に予定の「バーベキューパーティ」に合わせて串本リーフチェック10mライン付近のオニヒトデ駆除を行いました。当日の水温は28℃、天候は曇り、海況は凪でした。参加者は野村、南、福井(敬称略)の3名で岸田さんにボートをお願いして午前中にタンク1本で行いました。駆除したオニヒトデの数は103匹、最小13cm、最大31cm(30cm以上の物5匹)で他の大部分は20cm台の物が多かったと思います。前回、前々回の個人的な印象では10mライン終端以遠に多くいた様に感じていましたので最初、その辺りまで行って駆除しようと考えましたが、さすがにアンカーや途中の根付近にはいないものの10mライン始点付近から点々とサンゴの上にいるオニヒトデを見つける事になり驚きました。結果的にライン終端まで行かず(75m付近まで)に串刺し棒2本に一杯のオニヒトデを駆除しました。前回(6月)が41匹、前々回(5月)が約50匹、1月には170匹なので夏の間のわずか3ヶ月にかなりな数が増えていると感じました。写真左は双島では見かけなかった「アカオニヒトデ」(同日、浅地で撮影)、写真右は串本海中公園に搬入したオニヒトデ(他に大ポリバケツに1杯あります)です。なお、今回、駆除したオニヒトデは総て大きさを計測しました。併せて駆除したオニヒトデの処理は串本海中公園でして頂きました。ありがとうございました。


【2006年6月17日〜18日】
17〜18日に行われた2006リーフチェック串本の期間中のあき時間利用してオニヒトデ駆除を行いました。駆除した数は41匹とシートピア串本・南さんからMLに報告がありました。今回、駆除したオニヒトデの大部分は10mラインの終端以遠の物が多くかなり大型のものもいました。
【2006年5月27日】

6月17日〜18日に予定されている串本リーフチェックの下見に併せてオニヒトデ駆除を行いました参加人数は7名、うち4名ほどでタンク1本のダイビングで約50匹を駆除しました。今回の駆除は生きているオニヒトデからサンプルを得る事もあったので前回の様に串刺しにはしませんでした。駆除されたオニヒトデは大部分がリーフチェックの10mライン近辺でのものでした。


【2006年5月8日】
連休中に双島に入ったシートピア串本・南さんから「オニヒトデは、アンカー周辺に数固体いてました。10mラインに少し居ているかもしれません。」とMLに投稿がありました。
【2006年4月24日】
T/S野村さんから「オニヒトデは緊急性がないようですので、5月の下見の際に駆除を兼ねたら良いと思います。」とMLに投稿がありました。
【2006年1月28日】
上記、野村さんの提案を受けて2006年1月28日に双島のリーフチェック10mライン付近を中心にオニヒトデ駆除のためのダイビングを行いました。当日の海況は水温17℃、晴れ、参加者は野村、南、福井(敬称略)の3名でした。実施後、野村さん、シートピア串本・南さんからは下記のコメントがありました。

【野村さんのコメント】
オニヒトデ発生状況
1月28日に、双島RC10m地点周辺(約200×50m幅の範囲)において3人、正味100分の駆除を行い、170個体のオニヒトデを捕獲した。大きさは平均直径25.1cm、最小14cm、最大34cmで、体長組成から2002年生まれの3才を中心とした集団であると思われる。発生状況を把握するのに用いている15分指標値(一人15分間の駆除数)は8.5で、この値は双島が大発生に限りなく近い準大発生状態であることを示す。10m地点の終点(100m点)よりもさらに先で密度が高いことから、沖の方から移動してきていることが窺える。  駆除日の水温は17度台であったのにオニヒトデは元気で、日中隠れもせずに堂々とサンゴの上にまたがり盛んに摂食していた。食害もかなり進行していたが、今回、3m・10m両地点周辺は掃海できたので、当座の間は被害の心配はない。しかしながら、双島よりも西側の海域にオニヒトデの高密度集団が分布していることから、再び沖からどんどんと回り込んで来る可能性は高い。サンゴの消失を防ぐためには3ヶ月に1度程度は駆除の必要があると思われる。

2005年の水温概況
夏までは低水温、秋は高水温、年末は再び低水温傾向で推移した。串本の水温は黒潮の流路に大きく左右され、黒潮が接岸すると水温は高く、逆に離岸すると低い。今年の水温も2004年秋から2005年夏までの黒潮離岸、夏以降の接岸に大きく影響を受けた。特に初春の水温は15年ぶりの低水温を記録し、南方系生物の大量凍死が観察された。また、12月は記録的な寒波に見舞われ、水温が急降下した。さらに、夏期の水温の上下現象も注目される。黒潮が大きく振れながら離岸から接岸へと入れ替わったことが窺える。以上のように世相を反映してか水温の浮き沈みの激しい1年であった。寒がりの私は暖冬なのがありがたいが、これはオニヒトデにとっても同様であり、まったく痛し痒し。

【南さんのコメント】
数年前からほとんどサンゴが無いポイントで、(サメのヒレ)多くのオニヒトデを見かけるようになり、サンゴの多いポイントには、ほとんど居ませんでしたが・・・ココ最近は、どこにでも居てる存在になりました。 ダイビングポイント以外で大量に発生してサンゴを食べつくしながら移動している場所が数箇所ありそこを駆除中です。 (サンゴを食べる巻貝駆除が、いつの間にかオニヒトデ駆除に変わりました)

写真は当日の様子です。

駆除したオニヒトデ 串本海中公園に搬入 数とサイズを調べる 数とサイズを調べる オニヒトデの精巣と卵巣

【駆除の方法と事後処理】
駆除には30cmほどのエンビパイプを1m余りの紐で繋いだ物と火ばさみを使いました。エンビパイフの1本は先を尖らせてありその部分でオニヒトデを突き刺してもう1本のエンビパイプをストッパーにして紐の部分に数珠繋ぎにします。オニヒトデの真ん中を上から突き刺して起こす様にして駆除しますが、個体によっては火ばさみでサンゴから引き離す事も必要でした。オニヒトデのトゲはグローブを突き通すとの事ですがグローブは必帯でしょう。今回はエンビパイプ2組と火ばさみを持つて入りましたが、2組のパイプに目一杯駆除するとその重さは水中でも結構な物でした。駆除したオニヒトデは串本海中公園に搬入して任意に抽出した50匹(今回は60匹)の大きさ(一番長い部分)を計り、総数を調べました。野村さんのコメントにもある様に50〜60匹の大きさを計る事で過去の水温などと併せる事で今後の発生予測が出来るそうです。なお、今回のオニヒトデ駆除の事後処理は串本海中公園館長のみさきさんにお世話になりました。